「お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。」やってみた。 CG203枠、回想32枠、ED5枠。 体験版で一部で発生したファイルパスが長すぎて起動しない問題は インストールされるフォルダが固定なのでほぼ発生しないと思う。 体験版部分はカット。 オーディションに落ちたら、その後は脚本家になれないと思う主人公。 主人公たちの演劇塾の講師が離婚問題で金欠になり、その代わりに間男が講師になる。 間男は妹と恋敵に表面上、厳しくも理にかなった指導をする。 ちなみにこのスパルタ指導でかいた妹の汗は、自室でしっかり堪能w 妹はセクハラされるも、ちょっとまともな事いわれると結構コロっと間男への印象が良くなる。 そしてクリスマスにオーディション合格をプレゼントすると言われ 不合格時のフォローを恋敵に聞く辺り、主人公はかなりのKY。 オーディションは間男の根回しで、恋敵が勝利するも 妹を慰めている間に過去の約束の真実が発覚し、晴れて両想いになる。 今までの夢の為にも、周囲に認められる為にも次のオーディションへ向けて奮起する妹。 一方で恋敵は間男の真意を知ってしまうが、主人公兄妹を傷つけたくない想いから間男との取引に応じる。 その夜、恋敵は間男に中出しされまくりただの「駒」となってしまうとも知らず…… 妹の周辺にも変化が。間男の根回しで周辺環境が変わり、兄以外に肌を見せたくないから断っていた グラビアの仕事などを回されるようになってしまう。 …が、格好良く間男が救済。吊り橋効果によって妹の間男への好感度が急上昇し、逆に主人公は疑心暗鬼に。 そして間男は、自らの作品のメインヒロインに妹を据える。 しかしその作品は濡れ場もある、極めて際どい内容だった。 さらにストーリー開始時点で間男の言いなりの御手洗君が主演。 しかし努力する妹を想い、主人公はそんな作品は降りろとの言葉を飲み込むしかなかった。 そして映画撮影開始。この時点で妹は間男の下卑た笑い声にも抵抗が無くなっている。 御手洗君が妹にちょっかいを出し、さらにキスシーンではディープキス。この場は妹が拒否してNGになる。 御手洗君にディープキスされ凹む妹。恋敵を看病して、肝心な時に妹の支えにならない主人公。 優しい間男は前回のNGを挽回すべく、自ら妹に演技指導をしてくれる。 間男の素晴らしい演技指導で、キスだけでイってしまう妹。 演技指導の効果(+御手洗の手引き)は素晴らしく濡れ場撮影でトロトロになるも、またも間男のカットで助かる妹。 御手洗君と間男は基本的に主従関係だが、御手洗君自身も結構勝手に動いているのでお互いに腹に一物もった関係。 その後の濡れ場の演技指導では「御手洗君より間男の方が良いです!」と言いきる位に信頼している。 間男の部屋でゴムを付けて手コキ→次の日から素手で手コキ・顔射と連日の演技指導。 演技指導の名目だが、連日間男の部屋で手コキしている辺りこの時点でかなりブッ飛んでいる。 さらにステップアップして濡れ場の演技指導。見た目に反して優しい愛撫に、主人公との手触りを比較して 「か、監督の方が、ずっといいです……」 早い、まだ挿れてもいないのにそのセリフは早い!w 演技指導後のご褒美のキスにも違和感を感じなくなり、演ずる「夏帆」ではなく「アスナ」が感じるように変わっていく妹。 妹の演技指導はパイズリ、そして膝裏や胸で出しまくりとエスカレート。 さらにゴムに溜めた間男の精液を顔にかけられまくり、飲み干す。 自宅で少し様子がおかしい妹に違和感を感じる主人公。 聞くと、家では主人公が飯を作っているのに間男と飯を済ませてきたと言う。 さらに間男をベタ褒めする妹に独占欲を感じた主人公は妹に迫るが 近づかれると間男の臭いがすると思った妹に拒絶されてしまう。 ショックを受けた主人公は恋敵の所へ向かい、妹は自己嫌悪に。 恋敵に迫られた主人公はキスしようとするが、何とか思いとどまる。 男慣れしてしまって全然上手くいかなくなった御手洗君は強引に迫るが、ここでもA間男が来て助けてくれる。 そして間男の計画は最終段階へ。 家族が待つ自宅まで妹を車で送る間男。自分のスマホのナビを起動してくれと言われ 妹が操作すると、スマホに写ったのは主人公と恋敵のキスシーンだった。 写真の真相を知らない妹の不安を、言葉巧みに煽る間男。 自宅へ向かうハズの車内で、レイプ目になった妹は間男に願う。 「今から……行き先かえてもらうことってできますか?」 そして間男の部屋へ行きさらに願う。 「……抱いて……ください」 百戦錬磨の間男は初心な妹を瞬く間に墜とし 主人公に裏切られたと思っている妹は、間男の行為から好意を感じていた。 最初はゴム着用だったがアフターフェラまで仕込まれ、その日の内に中出し解禁。 自宅へ帰ると恋敵と口論になるが、恋敵からあの写真は別人だと言われ自分の犯した過ちを自覚する妹。  (恋敵がこう言ったのも間男の仕込み) 落ち込む妹だが、間男の次回作は脚本:主人公 出演:妹。図らずも兄妹の悲願を叶える形となる。 妹は間男の真意を知るも、喜ぶ主人公の為にも監督との関係を続けざるをえない。 間男にハメられながら壁の向こうに来た主人公に助けを求めようとするが、何も知らない主人公の言葉を聞いて 愚かな自分は主人公との夢を追いつつ、間男に従うしかないと受け入れてしまう。 一方で主人公は義母に妹との関係を話し、了承を貰う。 その事を報告する主人公への電話に、間男へフェラしながら答える妹。 そしてその会話から「明日奈」「アスナ」の切り替えに気付いた間男に 主人公との繋がりの原点であるリボンを取られ外面で演じている「アスナ」だけでなく 本質的な内面である「明日奈」までも快楽に墜とされてしまう。 さらに間男の誘導で真意を探ろうと、主人公に抱いてくれと迫る妹。 言葉だけではなく行為で示してほしい妹だが、今まで軽いキスをしただけの主人公は 逆にドン引きでフェラされても萎えたまま。 主人公が好きなのは一緒に夢を叶える良い妹の「アスナ」であって、女としての「明日奈」ではないと気付いた妹は 「明日奈」も「アスナ」も認めてくれるのは間男しか居ないと結論づける。 そして主人公と過ごすハズだったクリスマスを、妹は間男と旅行へ行く。 以前は嫌がっていたグラビア水着を着て立ちクンニ→バックから外出し・膣内放尿 温泉ではリボンを外して対面座位→危険日なのに中出し懇願 次の日、主人公は妹の為に食事の予約をしたりして準備するが、妹は旅館で朝から晩までセックス三昧。 この時にアナルや間男の名前呼びも解禁。一方で主人公は一人待ちぼうけ。 ぶっ倒れた主人公の所に帰ってきた妹は、眠っている主人公の横で間男にハメられ別れを告げる。 @ 全てを知って主人公が手を引くと、妹が公私ともに監督の女となって 女優として成功するEND。 A 目覚めた主人公に追い打ちをかけるように居間のTVでは妹の痴態のビデオ上映。 全てを知ってもなお、妹からの救いの手紙を手に主人公は間男の部屋へ殴りこむ。 絶大な力を持つ間男を殴った事でこれからどうなろうとも、決して妹を離さないと誓うEND。 B 夜まで待ち続けた主人公の前に、間男の指示で恋敵がやってくる。 追い打ちでビデオを見て妹の真実を知った主人公は恋敵に溺れる。 あくまで「駒」でしかない恋敵は間男へ電話…END。 C 今までの夢を全て捨てて妹と愛の逃避行をし、子供も生まれて幸せな日々を得た主人公。 その主人公の所に、DVDが送られてくる。タイトルは「柏原明日奈の寝取られ記録〜Vol.1〜」 幸せな日々は仮初めだったEND。 D 恋敵から写真はねつ造だと言われ、母に相談した妹は監督との関係を拒絶する。 妹の変化は母にあると察した間男はマスコミや警察にネタを流し、主人公の家庭を外からかき乱す。 弱り切った母に優しく近づく間男はマスコミを抑え、母からの信頼を得る。 何とか恩を返したい看護婦である母にEDと偽り治療を願いつつ、花を贈りアメを与える事も忘れない。 そしてED治療(と称した手コキ)中に間男に触られ、女として目覚めさせられる母。 治療はフェラ、イマラチオ さらにゴムを付けての後背位→中出しとエスカレート。 妹と主人公が帰宅すると、家に上がり込んで母親と親しげにする間男。 間男の本性を知っている妹は主人公に、母に付いていて欲しいと頼むがその母はトイレで間男にハメられていた。 間男との関係を清算しようとするもパイズリ→風呂で正常位→中出しで、逆に完全に墜とされてしまう。 その後、自分たちが間男の陰謀に陥れられたと知り理性では拒むも身体では拒めない母。 そして家族を捨てた母は間男の嫁になり、ボテ腹裸エプロンでラブラブ中出し。 間男に呼び出された妹は母の痴情を見るが、母がそうなったのは自分のせいだと責任を感じ 兄とでは無く、間男と母と家族になることを選ぶ。 その後、夢を諦め二人の為に遠地で働く主人公は知らない。 母と妹がそれぞれ間男の子供を孕み、AVの商品となっている事を…END。 とにかく展開が早い。一旦許したら処女を散らせたその日に中出し。 一回犯されたら、その後は毎日犯されるのがデフォ。 演技指導で精液を顔面に塗られたり、ED治療が気付いたら後背位と 当初の名目から内容が激変しても拒まない妹たち。 ここまで来ると股が緩いのか頭が緩いのかよくわからない。 そして間男の攻め方が対象を不安にさせる→そこを格好良く助けて好感度稼ぎ が基本なので、さらにワンパターン感が否めない。 物語のカギである主人公の付けたリボン、妹と恋敵の関係や 妹と母の血の繋がらない「家族」を掘り下げる為にももう少し過去描写が欲しいとも思った。 主人公家族は全員自己嫌悪と思いこみが強く、 主人公は妹との約束を守ろうとしつつ、家族の為にも社会的に認められねばと思いこむ。 妹は主人公との約束を最優先するあまり、間男にナニをされても為すがまま。 母は中出しされたら、もう愛する家族の所へ帰れないと間男の嫁へ。 約束や責任感を言い訳に、行きつく所まで行ってしまう思考はかなり極端で 前述の拒絶しない事も含めて、主人公含めて感情移入しやすいとは言えないと思う。 寝取られゲーとしては基本的にヒロイン目線のため、主人公目線でヤキモキする事はほぼ無い。 だから主人公が冒頭で「あの時も!あの時も!」と言われてもそれほど後悔の念は感じなかった。 逆に言えば、このゲームは抜きゲーとしての面がかなり強い。 主人公目線で疑心暗鬼に胃を痛くしながらプレイするのではなく、肉欲に流されるヒロインの痴情で抜くゲーム。 愚かにも妹を信じる兄と、そんな兄のヌルい恋愛にはついていけない妹の悲喜劇と感じられた。 アニメの数は少ないがCGは構図・塗りともに十分なラインに達しており、声優の演技も違和感無し。 なんだかんだで寝取られゲーのテンプレは抑えているので個人的にはTRUE BLUEの部長ルートや 妻しぼりの八百屋ルートなどを思い出しつつプレイ出来た。 急展開と間男の攻略方法のワンパターン化さえ改善出来れば、手軽に寝取られの雰囲気を 味わいつつ抜けるゲームとして次回作にも期待出来る出来だと思う。