Re.My_little_sister (32〜33話)

32)
「麻衣、ここにこいよ」
「…」
「どうした?」
「…」
「やれ、できるだろ」
「…」
「返事は、いつもの」
「…はい」
「うっ」
「…」
「あーそう、そう」
「…」
「いいぜ、麻衣」
「…」
「だいぶ、上手になったじゃないか」
「…」
「そう、そうだ」
「…」
「もっと強くしろ」
「…」
「もっと奥まで」
「あむ…」
「いい感じだ」
「…んんぅっ」
「いいぞ、そのままもっと」
「んぅんぅんぅんぅ」
「もっと強くっ」
「んんんんっ」
「激しくっ」
「んぐんぐんぐんぐっ」
「舌もちゃんと使え」
「んふんふんふんふっ」
「教えた通りに」
「んっ、んっ、んっ、んっ」
「あーいい、いいぜっ」
「んっんっんっんっ」
「最高だ」
「んぐっーーーー」
「いくぜ」
「んっ」
「うっ」
「んく、んく、んく、んく、こく、んく」
「こぼすんじゃねーぞ」
「ごっくん…」
「上出来だ。ほめてやる」
「…は、はい」
「次は、もっと上手にできるな」
「…はい」

33)
…麻衣はいったい…何を…してるんだ…。

「見せてみろ」
「…」
「同じことを2度も言わせるつもりか」
「…」
「そうだ。捲くったまま降ろすんじゃないぞ。分かってるな」
「…」
「なんだ、もう出来上がってるじゃないか」
「…」
「もっとよく見えるようにしろ」
「…」
「そうだ。もっと指で広げろ」
「あ…」
「テカテカ光ってるぜ」
「…は…しい」
「ここも、すっかり膨れてるし」
「あぁ…」
「フーっ」
「あんっ!」
「相変わらず敏感だな」
「…」
「おいおい、見てるだけでもっと溢れてきたぞ」
「…」
「どうして欲しい?」
「…」
「どうすればいいか、分かるな」
「…」
「自分で出来るな」
「…はい」

ガチャガチャ。
誰かきた!?
「おーい、信一いるか?」
大慌てで、手近なロッカーに飛び込んで隠れた。
「監督が呼んでるぜ」
「おおっ、わりー。すぐに行く」
なんとか、見つからずにすんだ。
しかし…。
信じられない…。
そんな馬鹿な…。
夢なら覚めてくれ…。
(つづく)

yuki
2005年09月02日(金) 22時00分59秒 公開
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