double cross 《Satomi-SIDE》 Part01

2010.04.06 Tuesday 18:40
yoshino


「昔から、遠慮なく図星さしますよね」
「黒木くん、エッチだもんね」

 困った顔した彼の頬に、軽くキスをした。

     ×     ×     ×     ×


251 名前:double cross《Satomi-SIDE》 投稿日:2010/04/02(金) 12:50:37 ID:ZlWScI6D [6/8]

 旅行の日取りが決まると、また黒木くんの“予告”がはじまった。

「旅行で、飲ませるから」
「飲ませるって、なに? お酒?」
「酒なら俺より里美の方が強いじゃん」
「じゃ、なによ?」
「精子」
「それってひどくない?」
「だめ、飲ませる。飲んだことあるって知ってる」
「……」
「旦那のはどうなんだよ」
「……あるよ。何度も。生理のときはいつもそう」

 黒木くんが嫉妬するってわかって、わざという。

「またビデオも撮って、今度は俺の女になるってカメラの前で誓わせる」
「もう、そんなことばっかりいって」

 言いながら、嫉妬されてることを心地良く感じてる。
 もっと嫉妬して欲しい。もっとあたしを求めて欲しい。

 旅行は、いつもと勝手が違うホテルの和室。
 彼の上で腰を振りながら、「もう離れられない」っていわされた。カメラ目線で。

 深夜、二人で散歩して、杉林の中に連れ込まれた。
 長いキスのあと、跪くように命じられて、フェラ。

「木に手をついて、お尻こっちに向けて」

 愛撫もそこそこに、コンドームをつけた黒木くんがあたしを後ろから楽しむ。
 すぐにどういうつもりかわかった。
 黒木くんが、サークルの合宿で見た光景の再現――。
 キスしてるの見てすぐ逃げたっていってたけど、本当は最後まで見てたんだ。
 当然、この後何をする気なのかも、あたしは知ってる。

 さんざんあたしをイジメ抜いたあと、黒木くんはゴムを外してあたしを再びしゃがませ、口の中に射精した。

「――飲めよ」

 そう命令されて、元カレのときのように、わざと喉を鳴らして黒木くんが放出した液体を飲み込んだ。
 元カレより少し甘くて、旦那より濃く、喉に引っかかった。

     ×     ×    ×     ×


252 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2010/04/02(金) 13:13:36 ID:ZlWScI6D [7/8]
double crossを書いてる者です。
ここまでで前半終了、折り返しです。

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