double cross 《Satomi-SIDE》 Part02

2010.04.06 Tuesday 18:39
yoshino



 途中で、「こんなの、もういらないだろ」といわれ、コンドームまで外された。
 それだけは許して欲しいと泣いても、構わず犯し続けられた。

「生で繋がったぞ」
「いや…もう許して」
「中に出されたくなかったら、どこに欲しいかいえよ」

 そんなこといわれても、選択肢は二つしか与えられない。
 お口に出してとお願いするか、それとも――。

「……課長の…顔にかけて…お顔汚して」

 口に出されるより顔にかけられる方がマシだと思って、そういうしかなかった。

「成瀬は顔射が好きなんだな」

 気がついたら、顔に精子を浴びせられて、口で掃除させられてた。
 あの佐伯課長がこんなに酷い一面を隠してたなんて、思いもしなかった。

 正常位から、片手で持ち上げられて対面座位へ。すごい力に驚いた。あたし、こういう力強さに弱い。
 「腰を使え」と命令されて、首を横に振ると両手でお尻を鷲づかみにされて、無理やり腰を振らされた。
 イヤなのに、唇を貪られると応えてしまう。何度も課長と唾液を交換した。
 課長の大きなモノで頭のてっぺんまで貫通されてるみたいで、思考と体がバラバラになってた。
 ネクタイで後ろ手に縛られてフェラをさせられたりもした。
 こんなの旦那にだって、黒木くんにだってしたことない。
 ありとあらゆる屈辱的なことをされたけど、ところどころで記憶が飛んでる。
 開放されるまで何度したのか、よく覚えてない。

「また抱いてやるよ」と捨て台詞を残して、課長は去っていった。

 全てが終わって、携帯に旦那からの着信があったことに気づいた。
 黒木くんからは、ない。

 精神的にボロボロ、体はクタクタ。
 冷静になると涙がこみあげてきたけど、黒木くんを責めてもはじまらない。

 これは、黒木くんに迫られたとき、拒まなかったあたしのミスだ。
 擬似恋愛を楽しんで、背徳的なSEXに溺れた、あたしの罪。自業自得だ。
 全部自分の胸にしまっておけば、それでいい。

 そう自分に言い聞かせた。

     ×    ×    ×    ×


290 名前:double cross《Satomi-SIDE》 投稿日:2010/04/03(土) 16:39:49 ID:dovGPrJf [22/24]

 浮気の代償は、それだけにとどまらなくて――。

 黒木くんは、翌日から会社に出てこなかった。

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