double cross 《Satomi-SIDE》 Part02
2010.04.06 Tuesday 18:39
yoshino
こういう話に黒木くんが興奮するの、わかってる。
鼻息が荒くなって、案の定、指使いが荒くなった。
275 名前:double cross《Satomi-SIDE》 投稿日:2010/04/03(土) 16:10:36 ID:dovGPrJf [7/24]
でも、またここで違和感を覚えた。
ちょっと違う。
黒木くんじゃない、息を潜めた別の気配がする。
誰かが音もなく微笑んでる気がする。
「黒木くん、誰かいるんじゃない!?」
彼は答えない。やけに興奮した呼吸音だけを絶え間なく発してる。
「やっ、アイマスク、取るよ!?」
そういった矢先、ソファに縛られた手を張りつけにされた。
黒木くんとは違う、でも、よく知った低い声が聞こえてきて――。
「誰がいるか、教えてあげなよ」
× × × ×
276 名前:double cross《Satomi-SIDE》 投稿日:2010/04/03(土) 16:12:00 ID:dovGPrJf [8/24]
マスクを取らなくても、誰だかすぐにわかった。
「――佐伯…課長…!?」
「いいかっこうしてるな成瀬」
いつもの自信ありげな、薄笑いを含んだ声。
確かに、佐伯課長だった。
「ちょっ、黒木くん、どういうこと!?」
でも、黒木くんはさらに強くあたしを押さえつけてくるだけ。
ただ少し、震えてるようだった。
「離して。どういうことか説明して」
「では、私から」
課長がいう。
「君の旦那さんから連絡があってね。“残業を減らす約束だったのに、どうなってるのか?”と。
そこに最近の成瀬と黒木の親密ぶりを見て、これは何かあると思ったわけだ。
部下のことを知るのも上司の役目だし、ちょっと人を使って調べさせてもらった」
「……そんな」
「案の定、不倫しているなんてね」
「まさか、夫に…」
「いや、バラしてないよ。電話があったときにピンときたからね。もっといいことを思いついたわけだ」
「どういうこと」
「黒木、続けろ。耳とクリトリスの同時愛撫に弱いそうだから、たっぷりやって」
課長が命じる。
いわれるままに、黒木くんの愛撫がまたはじまった。
277 名前:double cross《Satomi-SIDE》 投稿日:2010/04/03(土) 16:14:51 ID:dovGPrJf [9/24]
「いやっ、やめて! 離して!」
「……先輩、ごめん」
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